○Oracleインストール

oracle_11g構築マニュアル.pdfを参考にインストールすると良い。

(注意点)

  1. インストール・オプションの選択 今回は「データベース・ソフトウェアのみインストール」を選択し、「次へ」をクリックします。

とあるが、ここは「データベースの作成および構成」の方を選ぶのと、

DBの作成のところで専用サーバ接続と共有サーバ接続を選ぶところは「共有サーバ接続」にする必要がある。他のところはデフォルト選択で問題ない。

これでOracleインストールとDB作成が完了する。その後、リスナーの起動状況を確認するには、

lsnrctl status

を使う。実行したものが下記。

上の画面では"seconddb"が認識されているが、最初のDB構築時点ではリスナーには登録がされていない。なので、listener.oraファイルのSID LISTの所にseconddbの記載を追記してやる必要がある。追記後のリスナーが下記。これを書いてPC再起動してやるとリスナーが新しいDBを認識してくれるようになる。

<listener.oraファイル>

# listener.ora Network Configuration File: C:\app\user\product\11.2.0\dbhome_1\network\admin\listener.ora
# Generated by Oracle configuration tools.

SID_LIST_LISTENER =
  (SID_LIST =
    (SID_DESC =
      (SID_NAME = CLRExtProc)
      (ORACLE_HOME = C:\app\user\product\11.2.0\dbhome_1)
      (PROGRAM = extproc)
      (ENVS = "EXTPROC_DLLS=ONLY:C:\app\user\product\11.2.0\dbhome_1\bin\oraclr11.dll")
    )
    (SID_DESC =
      (GLOBAL_DBNAME=seconddb.168.1.16)
      (SID_NAME = seconddb)
      (ORACLE_HOME = C:\app\user\product\11.2.0\dbhome_1)
    )
  )

LISTENER =
  (DESCRIPTION_LIST =
    (DESCRIPTION =
      (ADDRESS = (PROTOCOL = IPC)(KEY = EXTPROC1521))
      (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = 192.168.1.16)(PORT = 1521))
    )
  )

ADR_BASE_LISTENER = C:\app\user

<tnsnames.oraファイル(このファイルは変更なし)>

# tnsnames.ora Network Configuration File: C:\app\user\product\11.2.0\dbhome_1\network\admin\tnsnames.ora
# Generated by Oracle configuration tools.

SECONDDB =
  (DESCRIPTION =
    (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = 192.168.1.16)(PORT = 1521))
    (CONNECT_DATA =
      (SERVER = DEDICATED)
      (SERVICE_NAME = seconddb.168.1.16)
    )
  )

ORACLR_CONNECTION_DATA =
  (DESCRIPTION =
    (ADDRESS_LIST =
      (ADDRESS = (PROTOCOL = IPC)(KEY = EXTPROC))
    )
    (CONNECT_DATA =
      (SID = CLRExtProc)
      (PRESENTATION = RO)
    )
  )

○SQLdeveloperの接続

下記のようにしてログインすると接続出来る。


○Oracleアンインストール

1)まず、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」
と入っていって、頭に「Oracle」がつくサービスを全て右クリック→プロパティで無効にする。2)次に、「スタートメニュー」→「Oracle - OraDb11g_home1」→「Oracle Installation Products」→「Universal Installer」で、製品のアンインストールをする。これで動けば良いが、多分動かず

という表示が出るので、コマンドプロンプトでこれを実行する。途中で入力を求められる項目があるが、ほぼ何も入力しなくても進める。

データベースの診断先の場所を指定してください

の部分については、今回作成していない過去に削除したDBが表示されることもあるが、その際は空のフォルダを新規作成してやってからEnterしてやると通る。また、フォルダがあるのにフォルダが確認できないという表示が出る場合もあるが、その際は実際のフォルダをエクスプローラーで開いてやってから(「管理者でアクセスしますか?」みたいなのが出るフォルダなので、そのせいでエラーが出てると思われる)コマンドプロンプトのEnterを入れると通った。

データベースASM|FSによって使用される記憶域タイプを指定してください []:

の部分は「FS」と入力すれば良い。

3)次に、削除出来なかったフォルダの残骸を直接削除してやる。

C:\app配下のフォルダを全て削除する。「shift + delete」で最初から完全削除でやらないとエラーで進めなくなるので、「shift + delete」でappフォルダを丸々削除してやる。

また、C:\Program Files\Oracleフォルダも削除する。

4)最後に、レジストリを削除する。「ファイル名を指定して実行」で「regedit」と入力して、レジストリエディタを起動する。起動したら、「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「ORACLE」フォルダを削除する。

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